三木貴徳主催公演 オペラ・ハイライト《椿姫》

オペラ《椿姫》の聞きどころ、名場面を集めたハイライト上演をいたしました。
ヴィオレッタの侍女アンニーナによって語られるオリジナル脚本で、一時間程度にまとめたものです。
〈乾杯の歌〉、〈花から花へ〉、〈燃える心を〉など、聞き所たっぷりのヴォリュームです。

歌詞は原語のイタリア語、でも語りを日本語にすることでわかりやすく。
キャストや上演場面を絞り込むことで上演時間を短くし、お手頃価格でご覧いただけるように。
そして、演奏会というと週末公演が多い中、平日の昼間に開催。
様々な事情で週末や夜の外出が難しい方にも、本格的なオペラを楽しんでいただく機会をご提供できたのではと思っております。

この公演から間もなく、コロナウィルス感染症による全面休校、そして緊急事態宣言となりました。
予定していた演奏会やオペラは次々と中止や延期となり、いつまた再開できるか不透明な状況が続いていますが、またこのような「コンパクトだけど本格的」な演奏会も継続していけたらと思っています。

終演後、達成感いっぱいの笑顔で。
左から、水野知恵子さん(アンニーナ)、前田志寿佳さん(ヴィオレッタ)、三木貴徳(アルフレード)、安田晃子さん(ピアノ)